職員インタビュー

医師 ICU部長
玉城 正弘

Masahiro Tamashiro 勤続年数23年

友愛会を選んだ理由を聞かせてください

1991年に医学部を卒業後、’93年に大学医局のローテートで豊見城中央病院(当時)に派遣されました。その時は今のように大規模ではなく研修医も即戦力として頼りにされ、当時の副院長や外科部長、整形外科部長には「またぜひ戻ってきてほしい」と言われていました。
その後、2001年まで県内さまざまな病院で修行を積み大学医局に戻る予定でしたが、当時伸び盛りだった豊見城中央病院に魅力を感じ、豊見城でのローテート時代の副院長や部長の言葉が心に残っていたこともあり、再び友愛会で働くことを決めました。

実際に働いてみて感じる友愛会(友愛医療センター)の良いところはどこですか?

「地域に根ざした医療を提供する」という法人理念に共感したスタッフが集結していることだと思います。医師に限らず看護師や医療技術職などここで働く職員の多くが“患者さんに尽くす”という思いを持っていると感じており、協働しやすいです。
それは30年前にローテートで来た時から変わらぬ友愛会の魅力だと感じています。

ICU医師になったきっかけはなんですか?

もともとは循環器医として20年ほどやっていましたが、豊見城中央病院でICUを立ち上げる際に専従医が必要だということで病院側から声掛けがあり、自分でも「やってみよう」と思い手を挙げました。
ICU医は集中治療の総合診療医で、外科から内科まで幅広い症例を診ます。私はジェネラルに興味があり、さまざまな分野の新しい知識をどんどん取り入れていくことが自分の性格にも合っていると感じています。

やりがいを感じる瞬間を教えてください

重症患者さんを救命できたときは非常にやりがいを感じます。一番嬉しいのは患者さんやご家族からお礼を言われたときで、頂いたその言葉がエネルギーになっています。 ただ、残念ながら救命できないこともあります。そんなときでもご家族から「ここで診てもらえてよかった」といったお手紙を頂くことがあります。その時は医療の限界を痛感しながらも、「ありがたいな」と感じます。

求職者へのメッセージをお願いします

ICUは総合診療が好きな方にとっては非常にやりがいのある分野だと思います。
先程も述べたように、当院には協働できるスタッフが集まっています。
「これで良かった」と思える医療を提供できるように、ぜひ一緒に働きましょう!